短毛犬の宿命と言えば、そう、抜け毛ですよね。。
うちのビーグルも毛がめっちゃくちゃ抜けるので、室内は至るところに毛が落ちています。
もちろん洋服にも付着するので、洗濯をたたむときや出かける前は粘着コロコロが必須。あるあるで言えば、一番は靴下に毛が刺さっています。(くっついているのではなく、もはや突き刺さっている)
毎日毎日抜け毛の除去作業。
この作業がおっくうでたまりませんでした。
抜け毛予防に犬にもお洋服を着せたら良いとも聞きますが、うちのビーグルは全力で服を嫌がるのと、着せた服が抜け毛まみれになるのもなーと思ってしまって。(洗濯が大変そうという私の身勝手な理由です。)
日々悩んでいた私を見かねて、パパスが導入してくれました。
ちまたで話題のファーミネーター!
犬の抜け毛を簡単に処理できるブラシです。
今回はこれを使ってみた様子。
犬の抜け毛はなぜ抜ける?
犬の毛並みにもいろいろな種類があることをご存じでしょうか。
- 子犬の時期に生えているパピーコート
- トップコート(上毛)だけをもつシングルコート
- トップコートに加えてアンダーコートの二重構造になっているダブルコート
体温調節の役割を果たしている柔らかいアンダーコート(下毛)は、季節の変わり目に生え変わります。
外に見えている比較的固く、太い毛をトップコート、内側にあるふわふわとした綿毛のような毛をアンダーコートと呼びます。
アンダーコートの本数はなんとトップコートの5〜20倍。更に、アンダーコートは主に体温調節の役割をはたしているので、季節の変わり目(換毛期)に抜け落ちる抜け毛のほとんどはアンダーコートです。
今は春。そしてうちはパピーから成犬へと進化しそうな時期が重なっているので、抜け毛が多いことも納得がいきます。
『短毛かロングか』ではなく、『シングルかダブルか』が重要なポイントでした。
トイプードルやマルチーズなどはシングルコート、生え変わりの時期がないため抜け毛が少ないのだそうです。
ファーミネーター(FURminator)
使用方法
言ってしまえばただのブラシなので。
使い方はとっても簡単。
裏面に掲載されているQRコードを読み込むと、使い方やファーミネーターが使用できる犬種をチェックすることが出来ます。
対応犬種
ジャックラッセルテルリア、ミニチュアピンシャー、ペキニーズ、ビーグル、シュナウザー、パピヨン*、シーズー*、ボーダーコリー、シェルティ、アメリカンコッカースパニエル、バニーズマウンテンドッグ、スピッツ、シベリアンハスキー、ブルドッグ、グレーハウンド、シェットランドシープドッグ、秋田、その他
*個体によってはシングルコートの場合があります。
我が家では短毛・中型犬用を使用していますが、他にも、小型犬用や大型犬用・長毛用など、サイズや毛並みに合った製品があります。
使用してみた
いざ。抜け毛の処理をやっていきましょう。
はじめて見るファーミネーターに興味深々ですが、まあまあなお値段するので、奪われないように壊されないように、こちらも慎重にやっていきます(笑)
おとなしくブラシをされるがままですね。
めちゃくちゃおやつで釣っています。
あまり押し当てると痛そうなので本当に軽くかけています。
一通り、体中をこのブラシで撫でまわすと、ブラシの部分に大量の毛がくっついていました。
飛び出ている部分を押すと、ブラシ部分の刃が出てくるので、付着した毛が捨てやすくなります。
たったこれだけ。
古い毛が抜けているのでこころなしか、かける前と後では毛並みのツヤツヤ感が違って見えました。
実際さわってみてもサラサラふわふわで気持ちの良い手触りに。
推奨は9か月からです…
実は、ファーミネーターでブラシをかけた後に気づいてしまったのですが、パピーは9か月ごろからの使用がおすすめされています。
おっと。うちは7ヶ月だ…。
というわけで、しばらく出番はなさそうです(笑)
使用頻度
ファーミネーターの使用頻度は週に1回程度が推奨されています。
犬のブラッシング自体は毎日することが基本とされているので、週に一回特別なブラッシングという感覚で使用していくと良いのかもしれません。
まとめ
ファーミネーターを使うと面白いくらいに抜け毛が取れるので、ブラッシングのしすぎに少し注意したいところではありますが。
毎日毎日、洗濯に一時間以上もかけたくない…。
何度も何度もコロコロしたくない…。
ソファに気軽に寝ころびたい…。
私のこんな願いはかなうのでしょうか。
ファーミネーターを導入したことによって抜け毛が軽減されることを大いに期待しています。