動かしたり、触ったり、
赤ちゃんの興味や好奇心を引き出すことが出来る『しかけ絵本』。
まだお話しの内容は理解できなくでも、目や耳、さらに触感といった感覚をめいっぱい使って、絵本と触れ合うことができます。今回はうちの子たちが赤ちゃんの頃にハマったしかけ絵本を少しご紹介
0歳6カ月~ 自分の手を発見したり、寝返りができたり、少しずつ赤ちゃんの世界が広がりはじめるこの頃から。
さわる
手を伸ばして何でも触りたくなったら、手先を使って感触を感じることのできる、さわれる絵本がおすすめ。
めくりを あけて あそぼうよ!
ページごとに、ぷくぷくしていたり、ふわふわしていたり、様々な手触りの生地がさわれるほか、めくりをあけてみると、何かがかくれている しかけえほん。
一緒に読んでいる大人も思わず触ってしまいます。
むしむし さわってごらん
さまざまな素材で表現されている”かわいい虫”を触ってあそぶしかけえほん。キラキラしていたり、ぺたぺたしていたり、羽がついていたり、、虫の特徴をとらえながらしかけられているので、見ているだけでも楽しむことができます。
ふわふわだあれ?
いりやま さとし:著
学研(https://hon.gakken.jp/)
ひよこをなでる感覚を味わえるしかけえほん。ふわふわした布がしかけられているだけの単純な構造ですが、赤ちゃんでも触りやすく、認識しやすい大きさです。だれが隠れているかあてっこしながら楽しみましょう。
見る
ページをめくると変化がおきる しかけえほん。我が家の子たちは違いを認識するために、前と後のページを何度も何度もめくっていました。
どうぶつのあかちゃん かお
サミ:著・絵
学研(https://hon.gakken.jp/)
赤ちゃんが認識しやすいと言われている目と口(顔)が描かれており、丸くくり抜かれたページをめくると、たくさんの動物へと変身します。
どうぶついろいろかくれんぼ
いしかわ こうじ:著
ポプラ社(https://www.poplar.co.jp/)
穴のあいたページをめくると動物がでてくる型ぬき絵本。カラフルではっきりとした色彩が見やすいのか、子ども達はこの「かくれんぼ」シリーズが大好きでした。
なあにかな?たべもの
たまひよ(Benesse)
隠れているようで少しだけ見えている食べ物。これはなにかな~?と考えながらページをめくっていくことで想像力を働かせることができます。幼児でもなじみのある食べ物がでてくるので、難易度はありません。
まだ言葉を言えない月齢でも、りんごを指さして楽しんでいました。
動かす
自分で動かすことのできるしかけ絵本。
きむら ゆういちのパッチンえほん『おいしいな』
きむら ゆういち:著
せべ まさゆき:絵
小学館(https://www.shogakukan.co.jp/kids)
くまくんのお弁当をみんなでいただきます。パクパクモグモグさせることのできる動かすしかけえほん。スライド式になっているので動かし方は単純。
2002年発売ですが未だに人気の高い絵本です。
きむら ゆういちのパッチンえほん『だーれだだれだ!』
きむら ゆういち:著
せべ まさゆき:絵
小学館(https://www.shogakukan.co.jp/kids)
「おいしいな」と同じく、しかけを動かすと絵が変化するパッチン絵本。
かくれんぼ遊びがテーマとなっているので、赤ちゃんでも認識しやすく分かりやすい内容です。
お?かお!
ひらぎみつえ:作
ぽるぷ出版(https://www.holp-pub.co.jp/)
口を動かすと目がキョロキョロ。ベロをひっぱり、あっかんべえ。鼻を動かすと目が閉じて「おやすみなさい」。顔の一部を動かすと、表情がかわる、これまでになかったあかちゃんがよろこぶ顔のしかけえほん。
作者のひらぎみつえさんの作品には、他にもたくさんの赤ちゃんがよろこぶしかけえほんがあります。是非チェックしてみてくださいね。